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秦きょうこ
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非公開
自己紹介:
語り部。作家。
「むすびの文庫」と「ふゆる座」を主催しています。

いろいろのお問い合わせは、こちらまで。
上映会のご希望なども、お気軽にどうぞ。

musubino.huyuru@gmail.com
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みなさま。

こんにちは。秦きょうこです。
まいにち暑い。
日の高いうちは、蔭をさがしてこそこそ生きております。
みなさまとこの夏は、いかがですか。

わたしの住む町には老舗の和菓子屋さんがあって、
夏にはかき氷をしてくれます。
ふるい大きなかき氷の器械から、
細雪のようにふわふわの氷がおりてくる。
あんまり好きになって、
このごろふつかに一ぺんくらい、通っています。

宇治抹茶+金時。
みぞれ+練乳。
ミルクセーキ。

たくさん選べますが、このごろはこの3つを日替わりでおねがいしています。
どれも、おいしい。とくに、宇治金時。
お抹茶たてて、ほんとにたっぷりかけてくれます。
にがくて、餡子ととてもよく合います。
帆柱山からおりてくる涼しい風にふかれながら、
おおきな枇杷の木陰でさくさくといい音させてたべる。
夏って、いいな。

さて!
すっかり遅くなってしまいましたが、
「甑島のトシドン」in中村さんちの縁市(2011.7.31)上映会のご報告です。

はじめての上映会でまごまごしっぱなしでしたが、
忙しいなかてきぱきと準備をしてくださった和草の石米さん、縁市スタッフの方々のおかげで、
なんとかぶじに終えることができました。まことにありがとうございました。

そして、応援にきてくださった旦過市場の大學堂関係の方々!
みなさんがいなかったら、とおもうと、冷や汗がでます。
ほんとに何からなにまで、ありがとうございました。
こんどはぜひ大學堂の2階で、上映会しましょうね!

むすびの文庫のお客さまも、はるばるおいでくださいました。
あわあわとして、ゆっくりお話できませんでしたが、
またどこかでお会いしました折に、ご感想たくさんお聞かせくださいまし。

「甑島のトシドン」(1979)。
ごらんになった皆さま、いかがでしたでしょうか。
「お天道さまはお見通し」。
の、「お天道さま」のような内なる神さまを、
いまは地域社会のなかで育んでゆくのがむずかしい時代かもしれません。
でも、わたしは「トシドン」を慕わしくおもう。
この胸に、ほしいなぁとおもう。

郷土より生じ、郷土にて伝う、人をこえたもの。
人をこえて人を律し、人をみちびくもの。

どこかのよく知らない神さまなんかじゃなくて。
この足下の土から生えた神さま。
やたらこわくて、ちゃんとやさしい。
わたしたちの生命を知っててくれて、
手はとどかないけれど、いつも在る場処で、
見守り、そして、ときに降りてきてくれる。

トシドンはいのちとともに、いのちの継承とともに、
ずっと生きてゆくんだろうなぁ。

会の後、何人かの方々と、そんなお話をいたしました。

さいしょの上映会。
たくさん反省もありますが、とても幸福なじかんをすごすことができました。
みなさま、どうもありがとうございました。

ちかいうち、
「奥茂庭―摺上川の流れとともに」in箱崎水族舘喫茶室(2011.8.6)
のご報告もしたいとおもいます。

あすから、御盆。
ご先祖様も、精霊たちも、
浪の穂ふんで、おかえりです。
おおきな再会の環。
くるり、くるり、踊りましょう。


ふゆる座○。秦きょうこ



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