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「むすびの文庫」と「ふゆる座」を主催しています。
いろいろのお問い合わせは、こちらまで。
上映会のご希望なども、お気軽にどうぞ。
musubino.huyuru@gmail.com
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みなさま、こんばんは。秦きょうこです。
8がつになりました。
まいにち、暑いですね。
空天井でお日さまかっかと燃えております。
蝉の亡きがらも、ぽつぽつ見るようになりました。
畑にはちょうちょ。
アゲハ、カラスアゲハ、モンツキアゲハ、、、
昼さがりの黄色い日ざしのなかを、夢のように舞っています。
みなさまとこは、いかがですか。
さて。まいどぎりぎりのご案内、ごめんなさい。
今週末に福岡市箱崎でひらきます上映会のこと、お話しいたします。
会場は大すきな「箱崎水族館喫茶室」。
『折口信夫全集』やら『柳田國男全集』やら『南方熊楠全集』やら『鈴木大拙全集』やら。。。
本棚にならんでいる喫茶店は、ほんとにそうそうないでしょう。けう。
すてきなとこです。
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☆ 「箱崎アートターミナル2011」 ホームページ http://h.kansei-science.com/art.html
福岡市東区コミュニティユース2011助成事業箱崎アートターミナル2011
期 間 : 7月30日(土)-8月31日(水)
会 場 : 九州大学箱崎キャンパス(珪藻庵) / 箱崎水族舘喫茶室 / ブックスキューブリック箱崎
主催: 九州大学・箱崎校区 箱崎アートターミナル2011実行委員会
共催: ドネルモ/ふゆる座/箱崎水族舘喫茶室/ブックスキューブリック/ギャラリーコンパ
協力: 九州大学藤枝研究室/ワレワレワークス/廃在PROJECT/箱崎音学童PP/むすびの文庫
企画・事務局: アトリエHプロジェクト
コミッショナー: 石田陽介(ソーシャル・アートセラピスト/アトリエHプロジェクト代表)
監修: 藤枝守(九州大学大学院芸術工学研究院教授・ユーザー感性学専攻専任)
問合せ TEL:090 5931 7441 mail:ishidanokodomo@gmail.com (石田陽介)
趣 旨 :
「響きあう‘アート×生命×ケア’」をテーマとして、千年の微熱を放つ箱崎を舞台に始動したアートフェスティバル「箱崎アートターミナル2011」を開催いたします。本プロジェクトは2009年に始動し、今年を以って三年目の開催となります。
およそ千年前に筥崎宮が創建されたこの箱崎という土地より、今年開学百年を迎える九州大学は、九年後に迫った箱崎キャンパス移転に向けて大きく動き始めています。百年の土地からの移転が告知された九大箱崎キャンパスの看取り、そしてターミナルケアへと本プロジェクトは通じていきます。
「箱崎アートターミナル」では、自己と他者とを分け隔てていく様々な障害を溶かし、双方に拓かれた共有地である〝汽水域〟をつくりえる存在としてアートを捉えながら、ケアに根ざした新たな地域創造へとその力を借りてまいりました。しかし「3.11」を迎えたこのくにでは、まるで卒中で倒れたかのように東西における身体感覚が分かたれ、日常生活の節々にまで暗く深い違和感が染み出しています。
いったいアートは人に何をもたらすことができるのでしょうか。「文化というのは、私たち人間の生きる力がなえた時、弱まったとき、くじけそうになった時に、私たち人間を支えて、生きる力を強めるものだと定義したい」と民族文化映像研究所の姫田忠義氏は述べます。だとすれば、人の胸から胸へと響きあう真の文化を、足元より見いだす力こそが今必要とされているのはないでしょうか。
アートが生みだしうる汽水域において、東と西を、此岸と彼岸を、ともに越境していきたいと願います。
箱崎アートターミナル2011 コミッショナー 石田陽介
::::::::::::エキシビジョン・スケジュール::::::::::::::
〔展覧会〕
【 秦きょうこ展 「 家のとも―この地に詩的に住むために 」 】
日 時 : 8月6日(土)―31日(水)11時-18時 月曜休
会 場 : 箱崎水族舘喫茶室 (地図 http://h.kansei-science.com/map.html)
内 容 : “生活の古典”を受け伝える作家・秦きょうこのひらく、小さな展覧会。草子、布結い、御菓子など、日々くらす家と地に、ふかく、詩的に住むための作品たちをあつめます。
観覧無料
詳 細 : http://h.kansei-science.com/art.html
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〔映画上映会&トークセッション〕
【 ふゆる座-民族文化映像研究所作品上映会&トークセッション
上映作品「 奥茂庭—摺上川の流れとともに 」 】
日 時 : 8月6日(土)18時30分-20時30分
会 場 : 箱崎水族舘喫茶室
(地図 http://h.kansei-science.com/map.html)
内 容 :福島市の北部を流れる摺上川。この流域の集落は、市営ダム建設により沈みました。川の流れと共に歳月を刻み、蚕を飼い、炭を焼き、シナダを織って、山に営々と生きてきた茂庭の人たちの、生活をおった記録映画を上映します。8月6日という日に福島の今はなき集落の暮しへと思いを馳せる小さな座を、箱崎にて建てたいと思います。
トークセッション出演者秦きょうこ ( 作家/語り部/ふゆる座 座長./むすびの文庫 家あるじ )石田陽介 ( ソーシャル・アートセラピスト/コミュニティアーティスト )花田宏毅 ( 箱崎水族舘喫茶室 店主 )
料 金 : 1000円(テキスト代として 別途要1ドリンクオーダー)
申込・問合せ : 箱崎水族舘喫茶室 ℡ 092-986-4134 ※ 要申込
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〔博多にわか×コンテンポラリーダンス×もの語り〕
【 汽水域h(アッシュ) vol.01 「みずをむすぶ」
- 博多にわか×コンテンポラリーダンス×もの語り 】
日 時 : 8月25日(木)19時-21時
会 場 : 箱崎水族舘喫茶室
(地図 http://h.kansei-science.com/map.html)
料 金 : 500円(テキスト代として ※別途 要1ドリンクオーダー)
企画プロデュース:石田陽介(ソーシャル・アートセラピスト/コミュニティアーティスト)
内 容 :汽水域とは、河口において海水と淡水が交じり合う場所で、海の魚も川の魚も共存する豊かな生態系を形成している領域です。そこは他者と出会う場であり、相互に交わり互いに響きあいが生れる豊かな共有地であるのでしょう。まったく異なるアートジャンルを組み合わせ上演することで‘表現の汽水域’を実現化したいと考えます。第一回目のテーマは「みずをむすぶ」。‘博多にわか’‘コンテンポラリーダンス’‘もの語り’の三者三様の汽水域において水を掬びたいと思います。
第一部 博多にわか 梅木繁良「那珂川伝承 河童」
作・出演: 梅木繁良(にわか師)内 容 :「博多にわか」とは、四百年の歴史を持つ博多の伝統芸能です。河童の伝承物語を挟みながら、にわか師・梅木繁良が水をテーマに博多にわかを行います。
第二部 ダンスパフォーマンス ワレワレワークス
「アクアティック・ムーブメント」
サウンドダイレクション :岡崎峻 (サウンド・レコーディスト/九大藤枝研究室) ダンス振付 : マニシア (ダンスセラピスト / ワレワレワークス代表)出 演 :山本泰輔[もってぃ]、やまみん、百田彩乃、里旺、マニシア
(ワレワレワークス)内 容 : ダンサー自らが携わった水中音響曲から産み出されるダンスパフォーマンスを展開します。
※ ワレワレワークスとは、障がいのある人を含め、子どもから大人まで、アマチュアからプロフェッショナルまでアートや音楽、そしてメインにダンスで繋がっているネットワークです。
「ワレワレワークス」ホームページ http://dance-samadhi.petit.cc/
第三部 もの語り「水を掬(むす)ぶ」 語り部 : 秦きょうこ
内容:
みずと人。みずと心。みずと身体。みずと暮らし。みず、水、瑞、満つ――。
はるかいにしえより伝う「みず」もの語りに、いま、そっと耳をひたそう。
作・出演 : 秦きょうこ ( 作家/語り部/ふゆる座 座長./むすびの文庫 家あるじ )
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原爆の日。
わたしの大切な師のひとり、故上原輝男先生も、広島駅埠頭で被爆した方でした。
原子力発電の問題、なんにもできないのだけれど。
福島の奥茂庭で季節とともに暮らす人びとの営みをみつめながら、
せいっぱい想いたいとおもいます。
みなさま、ご都合つきますようでしたら、
ぜひ足をお運びください。
ともに、居ましょう。
秦きょうこ 拝。